ブレーキホース交換

 ブレーキホースを傷つけてしまったので交換してみました。
簡単にできると思っていたけど、意外と大変。
AJP用のブレーホースは構造上、写真のようにねじれてしまう場合があります。マスターシリンダー側がダブルナットになってないので、ねじ山によって「当たり」「はずれ」があるようです。
ねじれたブレーキホース
かなり辛そうです。

この日は対応を考えるために、これで作業は終わり。
写真はシーリングワッシャー(プレートワッシャーともいう)。
左はヤマハ製(t=0.9mm)、右はホンダ製(t=1.4mm)です。
厚み(t)はノギスで測ったので参考程度にしてください。
写真のようなねじれに対応する方法はマスターシリンダー側につけるシーリングワッシャーの厚みで調整します。
この厚みの違うワッシャーの組み合わせでクラッチレバーが好みの角度になるように調整。
念のため、各々二枚つづ用意しておくと安心。
残りはキャリパー側に使います。
本締めした後に、角度が気に入らないからと言って、ゆるめるとシーリングワッシャーからブレーキフルードが漏れる恐れがあるので、この時点では仮止め。
ブレーキレバーの位置が自分の好みの角度になるようにシーリングワッシャーを組み合わせます。
手で締めたところから、本締めまで約1/3回転(ホンダ製二枚のとき)。それを考慮してワッシャーを組み合わせます。
ホンダの物が1枚だったら約1/4回転。ヤマハの物は薄いので、もっと少ないかもしれません。
今回はホンダ製の物を二枚重ねでピッタリ収まりました。
これで決まれば、ブレーキフルードを入れてエアー抜きをして完成です。
念のため、ブレーキレバーが効いた状態にして、一晩置くことにしましょう。
これで漏れなければOKです。
注意)シーリングワッシャーは方向を変えなければ再利用が可能な場合がありますが、できれば新しいものを用意した方が良いと思います。この作業中にケチって漏らしました(汗)

Rev-3