フロントフォークオイル交換

スプリング側はRev-3と同じ手順で交換することができます。

ダンパー側もRev-3とほぼ同じですが、以下のことが違います。
17mmのスパナ、32mmのボックスレンチを使って、フォークボルト(A)を外します。
ダンパーロッドに付いているダイヤル部分:ダンパーアジャスタケース(B)を外す
方法もありますが、ダイヤルの高さをノギスなどで計測してから組み付けること
になるので面倒です。
Bを付けたままでも、油面は測れますので、外さない方が良いでしょう。

特に注意することは、インナー(C)をBよりもスライドして伸ばさないこと。
伸ばしてしまうと、表面処理していない部分まで抜けてきてしまって、
オイルシールのリップ部分にキズが付き、間違い無くオイル漏れを起こします。
何の抵抗も無く、簡単に出てしまうので、注意してください。
ちょっとの気の緩みがオイルシールの交換になってしまいます。(管理人は経験済)
・スプリング側のオイル量/410cc  油面/87mm
・ダンバー側のオイル量/360cc  油面/38mm
前回の失敗から得たアイディア。
何でも良いのですが。。。
割り箸で挟んでインナーが出ないようにしました。

追加

スプリング側の油面を計っているところ。
インナーチューブを下げた状態で計ってから、スプリングを入れます。

最近はオイルレベルを使うよりも、ノギスや巻尺で計る方が多いですね(^^;
ダンパー側ダイヤル部の断面図です。
(2)を緩めた場合は、本体(1)を半時計方向に2〜3回してから11.5mmになるように
ダイヤルを回します。11.5mmにならない場合は更に本体を半時計方向に回します。
その後、ロッドを持って本体(1)を時計方向に(手で)止まるまで回します。
止まったら(2)のナットを締めこんでください。
ノギスとボックス32mm
ノギスの代わりに巻尺。ボックスの代わりに大きなモンキーでも良いと思います。
スペクトロフォークオイル5W(85/150)が好みです。

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