2003.7.20~21
常々、仙台の牛タンは美味い!とバイク仲間から聞いてはいたけど、なかなか行く機会がありません。せっかく仙台まで食べに行くんだったら林道とセットで2日はほしいところ。 ということで、なかなかありつけ無かった牛タンだったけど、待つだけのことはあったようです。 ■20日の08:30 くもりときどき雨 東北道「佐野SA」で、関東からご一緒するカジバ乗りのIさんと合流。すでに彼は着いていて、私あてに到着メールを投げていたようでした。 ここのサービスエリアの名物、佐野ラーメンを胃袋に入れ、目的の林道に向けて出発。佐野ラーメンはしょうゆ味のあっさり系。擦ったにんにくを少量いれると更に美味です。 今回このツーリングのために履いたピレリー社のScorpionMT90A/Tはオン・オフ両方使えるタイヤ。ミシュランT63、ピレリーMT21のように主にオフロードを走る目的のタイヤに比べて、ロードノイズが低く高速移動は快適。アフリカツインで楽しく走れる林道だったら、このタイヤなら十分行けそう。 林道においても、不用意にアクセルを開けるようなことをしなければ、安定して走ることができる。少々荒れた林道でも、見た目以上に前へ前へとバイクを着実に進めてくれる。 高速移動がメインのツーリングとなら、林道でもソコソコ走るので良いタイヤだと思う。私は気に入りました。 今日予定している林道は宮城県と山形県の境にある「不忘山林道」と「南蔵王林道」。去年は不忘山林道が土砂崩れのため通行止めだったが、修復工事が終わり、この春から走ることができるようになったようだ。 今年の梅雨は気温が低く、東北道移動中の気温は20度から22度。陽が差してないので、この時期としてはかなり寒い。福島県に入り小雨も降りだしたので雨具を着る。 国見ICで東北道を下りて、県道46号線を北上し、国道113号線で七ヶ宿湖へ。 |
ちょうど昼時だったので七ヶ宿湖の道の駅「七ヶ宿」で昼食を取る。 二人の日頃の行いが良かったのか、着いたころから薄日が差してきた。温度も急上昇し、雨具を着ていては暑くなってきた。 国道113号を西へ走り、七ヶ宿湖が終わったあたりで、県道51号に右折。約9km走ると”ここから白石市”の看板が現れる。そこを左折し数百メートル走ると左側に不忘山林道のダードが現れる。ツーリングマップル東北P34-E3 |
不忘山林道の表示板。 舟引峠を越え、南蔵王林道とつなげると21kmにもなる林道。今回は時間の都合で上山市へは下りず、往復することにした。 |
不忘山林道は横川沿いを走る林道で、眺望は良くない。一部で荒れてはいるが、タイトなカーブが続くことは無く、ビックバイクでも走ることができる。バックオフでいうb派というところだろうか。 入口はフラットダードだか、高度を上げて行くうちに両脇の草が視界を妨げる。ジャケットを着ていないと首に草が巻き付き怪我をしそう。 ここ数日雨が降っていたので、一部では川のようになっているところがある。こういうところは路肩が水で削られているところがあるので、谷側を走るときは注意が必要です。 また、四輪の通行もあるので対向車にも注意する。 |
舟引峠の山形側は眺望が良い。ここらで一服が良いでしょう。 |
南蔵王林道はフラットダート。バックオフでいうa派。 舟引峠から下ると、すぐに杉林の中に入ってしまい、眺めは悪くなる。 不忘山林道に比べれば明るく、フラットなので走りやすくはなる。 |
往復42kmのダートは魅力的な距離だが、特筆するところの無い林道ではあった。 不忘山林道の途中で開けたところ(去年土砂崩れがあった場所)があり、そこから川に下りられるので、川遊びができる。キャンプするのも良いだろう。 参考Web http://snf.hp.infoseek.co.jp/snf-wlp13.html |