4月2日、朝3時30分千葉の自宅を出発する。 アドレスにはシート下のスペースとリヤキャリアの上に付けてあるボックス(新車購入の時のサービス品)が収納スペースとしてある。リヤボックスには、工具、カッパ、長靴、雨用手袋シート下には、かさばる着替えのコールテンのズボンとフリースのハイネックとフリースの上着、それと昨日、インターネットで調べて印刷した、各県のサウナの詳細図。 そして、足元に替えの下着の入ったバッグを置いた。当然バッグはツーリングネットで固定した。 暖機運転後、これからの旅にわくわくしながら走り始める。 蔵前通りを都内に向けて走り、浅草橋を抜け、大手町で日比谷通りに入って、西新橋で外堀通りに入って、溜池の交差点を左折して六本木通り、ここまでは、いつもの通勤経路だそして渋谷でR246に入った。 あとは、沼津までR246をひた走りである。 朝も早いので、都内を抜けるとすいすいと流れるように走る。今回の旅で、バイクが途中で壊れたらシャレにならないので最高時速を アドレスは125CCで、最高速度 横浜を抜け、相模川を渡る、厚木から道が多少細くなり大井松田、ここまではミロク山荘へ来る時に通る道だ。 ここから先、御殿場までが寒い! マイクロフリースのハイネックの上に冬用のジャンパーを着て、下はオーバーパンツをはいている。しかし、ちょっと山をなめていたようだ。 あと、足元においたバッグのおかげで、すごく足が窮屈だ。いろいろと足の位置を変えてみるが、アドレスは50CCの原付と大して大きさが変わらないので、足を置く位置を変えるのにも限界があり、ようは、ひざが曲がって窮屈になるからダメなんだ。ここにバッグを置いてはダメ、という結論に達した。 しかし、走り始めると止まるのがおっくうになる私はガソリンを給油する時まで我慢することにして、ブルブルしながらひたすら走った。沼津からR1に入る。 6時57分 富士市、ここで最初の給油をする。走行距離187キロガソリン4,73L、ここで荷物の位置を変える。 シーとしたから、フリースノの上着を出して着込む、そして、足元のバッグをシート下のスペースに無理やり押し込み、無理無理シートを閉める、やれば何とか入るものだ。 ここで、富士山がきれいだったので写真を撮る。 富士市を過ぎて、清水市からR1がバイパスになる。 このバイパスが、この度で何度か苦しめられる自動車専用道路である。125cc以下の原付は通行禁止だ。R1のバイパスじゃない標識もあったので、それに従い下の道を走る。10kぐらい走るとバイパスに入って いいという案内になったのでやっとバイパスを走る。 信号が無くて気持ちよく走れる。 7時40分静岡に入る。しばらく走るとR1が今度は掛川バイパスになる。これも原付はダメ。これは15Kぐらい下道を走ってバイパスに合流する125ccが走れるバイパスも走れないバイパスも、大して差は無いようだが、私の分析によると、歩道が有るか無いかで別けてあるようだ。 歩道が作れない所は、自動車専用道路にしてるみたいだ。 それと、ドコドコまであと何キロ、という標識の距離が微妙に変わることに気が点いた。たとえば、浜松まで48キロ、名古屋まで146キロという標識が最初に出てきて、これだと浜松から名古屋は98キロである。しかし、15キロぐらい走って、次に出てきた標識は浜松まで33キロ、名古屋まで135キロ。 おいおい、浜松、名古屋間が微妙に増えてないかい。 この現象はこの先、他の土地でも何度かお目にかかることになる。 9時 浜松の20キロぐらい手前でマックを発見、朝マックをする。 私は、マックは嫌いではない、というか、結構好きである。地元でも娘とよく食べに行く。マックのいいところは、待たない、コーヒーが飲める、カウンターじゃなくテーブルに座れる、である。ソーセージマフィンのバリューセット、ドリンクはコーヒー。 9時15分出発、名古屋まであと120キロぐらいだ。 9時40分 トラックを追い越そうとして路肩側を走った時に何かを踏んだらしい、リヤタイヤがよれる。パンクだ!結構ひどい! ビートも落ちてしまった。これでは手動の空気入れでは歯が立たないので、反対車線にあるガソリンスタンドまで押していく。 スタンドでパンクの場所を見てガックリ! 切れている、とりあえずミミズを1本入れて、空気を入れてみる。ビートが出て空気が入ったが、微妙ににまだもれている。タイヤを交換しなければダメみたいだ。 ガソリンスタンドの人にタイヤの売ってそうな場所を聞くとすぐそこに、オートリメッサなるカーショップがあるそうだ。 スズキのチューニングパーツを出している会社と同じ名前だ。などと思いながら行ってみるが、休みだ。 近所にケイヨーホームセンターがあったので、そこに行ったがスクーターのタイヤは置いてないそうだ。こまった! もう一度さっきのガソリンスタンドに戻って、微妙にもれている所に2本目のミミズを入れてみる。空気を入れて、なんか止まったような気がする。 これで、だましだまし走ってバイク家を探そうと出発する。 しかし、1キロぐらい走った所でまたタイヤがよれる。ダメだ、運良くまた反対車線にガソリンスタンドガスあったのでそこに入る。 続く。 |