エンジンの回転から点火時期を拾う電気装置です。 故障してしまったのか、エンジンが温まるとアイドリング時にエンストしてしまうようになりました。一度エンストしてしまうと、セルでは再始動できず、押し掛けでしかエンジンが掛かりません。掛かれば、しばらくはアイドリングするのですが、しばらくするとまた止まってしまいます。 プラグの交換から始って、キャブレターのO/H、イグニッションコイルの交換、CDIの交換までしましたが改善されず。最後にピックアップコイルの交換になりました。 |
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(用意するもの) ・ピックアップコイル ・ガスケット (用意した工具) ・カッター ・砥石 (彫刻刀に付いているもの) ・インパクトドライバー ・ネジロック |
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サイドカバー、シート、タンク、チェーンカバーを外して方が作業が楽です。 @エンジンオイルを抜く。 Aエンジン左側のクランクケースカバーを開ける(写真)。外したボルトには長短があるので、分かるようにしておく。 Bカプラーを抜いて、車体から切り離す。 Cピックアップコイルを固定しているプラスネジは固く締まっているので、インパクトドライバーが必要でした。 Dガスケットをカッターで丁寧に取り除く。カスが残ったので、砥石で擦る。 E新しいピックアップコイルを付ける。ネジにはネジロックを塗る。 Fクランクケースカバーを車体に取り付け、エンジンオイルを入れる。 G外した外装・タンクなどを取り付ける。 |
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正常に動いていますが、キャブレターをあれこれといじったので、これから調整が必要なようです。 |