フロントサスペンションオイル交換

セローはフロントが重いので、前後に支えるものが無いと危ない。写真は前部分をテーブルで支えてます(^^;

・タイヤ・ブレーキキャリパーなど邪魔なものは外す。
・アッパーブラケットのサスペンションを固定してるボルトをゆるめる。ここのことです。(画像はRev-3)
・サスペンション(以下「サス」という。)のキャップをプラケットに付いているときにモンキーなどでゆるめる。(外さないで緩めるだけ)
・ブラケットのすべてのボルトをゆるめて、車体から慎重にサスを外す。

ボルトをゆるめるときにサスが落ちることもあるので、注意してください。
・ゆるめたサスのキャップを外し、カラーとスプリングも取り出す。
・サスを逆さにしてストロークさせるとオイルが排出できる。
全部バラさないとすべてのオイルは抜けないので、適当なところで諦める。
今回は油面を六角レンチで測ることにした。
TTR225の油面は165mmなので、それに合わせてガムテープでマーキングした。
WAKO'Sのフロントフォークオイル10番を選びました。
すこし柔らかめです。
計測中。
サスは縮めた状態で計測します。
昼間であれば、のぞくと油面が見えるので、こんな方法でもできます。
・おおよそ300cc入れて数回ストロークさせます。
・すぐに油面が下がるので、しばらくはシコシコとストロークさせます。
・油面が落ち着いたら、計測し、足らなければオイルを追加、入れ過ぎたときは捨てます。
・規定の量が入れば、それで完了。
・サスを伸ばし、スプリングとカラーを入れて、キャップを閉めて完了です。
・インナーにキズが無いか確認して、組み付けます。
その際、ブラケットの内側とサスのインナーの結合部は油分があるといけないので、パーツクリーナーなどで脱脂してください。
サスのインナーにキズがあった場合はサンドペーパーまたは砥石で均してください。指先に引っ掛りが感じなくなればOKです。
これで完成です。
左右交換で慣れれば一時間くらいでしょう。

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